活動あれこれ

石川線一部廃止問題で3回目の話し合い

2009年10月20日


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13日、3回目の話し合いが開かれ、傍聴に。
冒頭、「廃止区間のみ対象の法定協議会設置は困難」「(前回、地元から提案された)利用促進協議会は進めるべきだ」とした市長の返答が紹介、その後意見交換に入りました。

地元関係者の意見として、「金沢市も白山市の松任駅周辺も、新幹線を軸にしたまちづくりを進めている中で、ここだけが線路をなくする方向だ。これでまちづくりができるのか」「CO2問題の観点から、車社会からレールへ切り替えるまちづくりを市が働きかけてほしい」「(高齢による)免許の返納者が年間3万人となるなかで、公共交通を奪ってまちづくりができるのか。廃止ではなく休止とせよ」など、将来的なまちづくりを見据えての鉄道存続を求める意見などが重ねて出されました。
この間の意見交換で確認された点は、(1)北鉄とも連携した利用促進協議会をつくる。期間は1年程度、その後議会にはかる、(2)廃止予定区間を含めた鶴来地区の交流人口を図るまちづくりを検討する。そのための組織をつくる、(3)線路は残しておく、という点。
北鉄側は「利用促進協議会のなかで、目標値と市からの支援を協議したい」と述べるだけでした。
由緒ある加賀一の宮駅については、北鉄は閉鎖するとしたが、地元から「閉鎖するだけでは傷む。バス停がわりに駅を使えないか」「トイレも作ってほしい」「火災や犯罪が発生しない管理が必要」との意見が出されました。

この間の意見交換を聞く中で、「利用促進」についてなぜもっと早くに手を打つことができなかったのかと思います。
企業側はお荷物の赤字線を利用しにくいものにしてサービス低下させれば、ますます利用者減に。そこで「だから廃線に」と話を進めることができます。
この典型的な悪循環に対して、だからこそ利用促進はまちづくりと一体のものであり、そのことを私も議会で取り上げてきたところです。
将来を見据えたまちづくりをするためにも、「一部廃線はちょっと待ってよ」の対応を白山市にしてほしかった。
市は、廃止予定区間の赤字補填に市民の合意は得られないと言っているが、私に言わせれば、およそ合意が得られないと思われる事業は他にもある。
「高齢化社会」「低炭素社会」に鉄道は大切・・・誰もが当然わかっているこのセオリーに「結局は」立って考える問題ではないのか。同時に「あるものを活かす」まちづくりへ、ぜひとも進んでほしい。
いずれにしても、地元関係者と十分な意見交換と情報公開のもとで進めてほしいと思います。