議会だより

2009年9月議会 一般質問と答弁(要旨)

2009年9月17日


●石川線・鶴来駅~加賀一の宮駅廃止問題

1252727261【質問】11/1の廃止期限が迫るなか、法定協議会設置が難航しているが、このまま期限切れとなれば行政責任が問われる。この際、廃止区間のみを対象とした白山市だけでできる法定協議会を設置せよ。
【市長】7月に沿線市町に法定協議会設置を申し入れたが、金沢市が慎重姿勢を崩さない。地元には状況を説明して一定の理解を得ている。廃止区間のみの法定協議会設置は考えていない。

【質問】廃止区間の維持経費5億円について、市の調査を再度求める。
【市長】社会的責任がある事業者が出した数値なので、市の調査は考えていない。
【質問】利用しやすい鉄道にしてこそ「存続」の結果も得られる。法定協議会はそれを議論する場であり、廃止区間対象の法定協議会設置が必要だ。
【市長】地元の声を聞く機会をつくりたい。法定協議会ではなく、廃止区間について取り組む協議会を9月には設置したい。

●農村美術館

【質問】山ろくの振興策は必要だが議論は不十分で、美術館がいいとの結論はまだ早い。活性化策そのものの議論をもっとすべきだ。
【市長】2年間にわたり検討委員会で協議し、その報告を受けたところだ。「吉野工芸の里」は、国内外の作家が創作活動をしている全国でも数少ないところだ。建築専門家のアドバイスのもと、施設運営や誘客方法を検討して建設を進めたい。

●「福祉の郷」整備

【質問】「福祉の郷」施設整備を再開せよ。
【健康福祉部長】現在の整備状況は、子育て支援センター、障害者福祉サービス事業所ほほえみが開設されており、総合福祉センターは未整備だ。整備時期については、中期財政計画の中で十分議論し、財政実情を考えながら整備することで、「福祉の郷」構想の具現化をはかりたい。

●栄養教諭・栄養士の1校1名配置を

【質問】学校での食教育推進に、1校1名の栄養教諭・栄養士を配置せよ。
【教育長】県の栄養士配置基準は、児童・生徒550名以上の学校に1名、それ以下は4校に1名だ。今後、県へ配置基準の見直しを強く要望していきたい。

●あかね保育所の建て替えと民営化

【質問】三位一体改革で、公立の保育所整備や運営費が一般財源化されたことから、市の負担を大きくさせないために、施設整備が必要な保育所は、民営化してから整備するとこれまで市は言ってきた。しかし、あかね保育所は合併特例債で整備してから民営化したいとのこと。税金で建て替えるなら、民営化する必要はないではないか。政権が変わった今、民営化を拙速に進めるのでなく、むしろ国に財源復活を強く求めよ。
【市長】施設の老朽化、耐震改修の必要性、松任地域の入所児童数の増加で早急な整備が必要であり、緊急的対応として合併特例債で計画した。平成20年の「公立保育所のあり方検討委員会」の報告に基づき、保護者・地域住民の理解を得るとともに、議会とも協議して民営化を進めていきたい。
【小西健康福祉部長】保育所の財源復活は、市長会を通じて国・県に要望していきたい。
【質問】民営化によって、保育料の不払いの家庭の子どもが保育から除外される恐れはないか。保育士の非正規化が進むのではないか。社会福祉法人とはいえ、事業の撤退や経営破綻がないとはいえない。こうした問題の対策がこの間何ら示されていない。
【小西健康福祉部長】保育所の入所決定は市がしているので、法人であれ公立であれ、保育料の滞納を理由に退所してもらうことはない。また現在、民間保育所の方が正規保育士の割合が高く、民営化されても非正規への置き換えが進むとは考えていない。また、社会福祉法人の運営については、県の監査のもと厳しく指導されている。