議会だより

2009年6月定例会・一般質問と答弁

2009年7月1日


●子どもの医療費・・・完全無料化の実施を

【質問】
現行の子どもの医療費助成制度は、払い戻しの手続きと1,000円の自己負担を要するが、その必要のない「窓口完全無料化」を実施せよ。
また、実施した場合に要する費用を聞く。
【小西健康福祉部長】
平成20年4月から、助成対象を中学校3年生までに拡大したところだ。
窓口完全無料化にした場合、これまでの市の負担が5割ほど増えて、約3億1,200万円が必要となる。
また、県からの助成金が交付されなくなるので、現在の財政状況では実施は困難だ。

●石川線・鶴来駅~加賀一の宮駅間の廃止問題

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【質問】
廃止予定の2駅間の存続を求める地元からの署名・決議などをどう受け止めているか。
【角市長】
地域の思いは理解している。市としては、利用者を増やすために、沿線市町と連携した利用促進のための予算をお願いしている。
【質問】
2駅間を協議する法定協議会を設置せよ。
【角市長】
法定協議会設置に向け、県・沿線市町・鉄道事業者との合意形成に努めたい。
【質問】
2駅間の今後の維持経費が5億円と言われているが、市として試算すべきだ。
【角市長】
北鉄の責任で試算したものなので、市として試算はしない。試算すれば市が負担せよということになる。
【質問】
5億円という金額が廃止理由にもなっているのだから、市として試算することが、市民に説明責任を果たすことになる。
・・・明確な答弁なし・・・
【質問】
市が考えている法定協議会では、廃止申請日の11月1日に間に合わないのではないか。
【角市長】
時間切れで廃止になるとは思っていない。法定協議会がそれまでに立ち上がるので、議論の中で存続となれば、それにしたがっていく。
【質問】
他県の鉄道再生の先例に学んだまちづくりの議論が必要だ。
【角市長】
全国の鉄道は、運行経費・沿線環境・立地条件など異なるので、路線に応じた処方箋が必要だ。良い点は学ぶが、石川線独自の活性策を考えたい。
住民の通勤・通学の面からも石川線廃止は絶対反対だ。しかし2駅間については、維持経費の問題もあり、廃止となれば住民に不便のないよう対応したい。
≪石川線問題の答弁から・・・≫
「利用者が少ない」「以前から廃止の話があったのになぜ地元が利用しなかったのか」と、住民にだけ責任を転嫁する答弁だ。また、旧鶴来町時代に「廃止」の話があったことを市長は重視しているが、社会環境は変化しており、あらためてまちづくりに位置づけた存続の議論が必要だと思う。

●山ろく地区の鳥獣害対策

【質問】
畑作りができることは、そこに住み続けられる要件だ。過疎・定住対策の観点からも、いっそうの取り組みをせよ。
【桶屋産業部長】
集落ごとの勉強会を通じて、鳥獣害への知識向上と集落ぐるみでの被害対策を進めている。
関係機関との連携・協力で、被害軽減に努めたい。
【質問】
柵の設置などで、高齢化に伴う労力面での支援が必要だが、市の雇用対策とリンクして取り組めないか。
【桶屋産業部長】
アドバイザーが技術指導と一部労力支援もしているが、地域の実情に応じて対応していきたい。
【質問】
集落全体を囲む防護柵の設置ができないか。
【桶屋産業部長】
全体に防護柵を設置した市内6ヶ所の集落では被害が減少しているので、引き続き集落ぐるみでの対策を推進していく。

◇その他、●延長保育を実施していない保育所での実施●地産地消の取り組みとして、地産地消自治体宣言をすることや、保育所・小学校給食における地産地消率の向上、保育所の牛乳を地元産を取り入れる、緑提灯への参加提唱など質問・提案しました。


ー「地産地消」でこれが実施されますー

●地産地消の「のぼり旗」設置

産直店が人気ですが、地元産を扱う店舗に「のぼり旗」のり設置を提案してきましたが、このたび推奨店設置用として作られることになりました。

「地産地消」でこれを提案しましたー

●「地産地消自治体宣言」を

市に地産地消課が設置されたこともあり、「地産地消自治体宣言」をするよう求めた質問に対し、市長は「対外的アピールや、市民意識の高揚に効果的であり、地産地消推進計画策定のなかで検討したい」と答えました。

●「緑提灯」に参加を

飲食店・宿泊所などで、使用食材が国産50%を超えている場合に、赤提灯ならぬ緑色の提灯を下げるもので、店主・お客ともに国産を応援しようという運動です。現在2,000を超える店舗が参加しているとのことですが、市内の店舗でも参加を呼びかけるよう提案しました。