活動あれこれ

公立保育所をなくさないで!

2007年10月10日


・・・白山市の市立保育所の民営化計画ご存知ですか?・・・

◆◆「公立保育所のあり方検討委員会」発足◆◆

白山市は、公立保育所の民営化に向けた議論をするための委員会を立ち上げ、8/29に第一回の会議が開催されました。
委員会は、県立保育専門学園学園長の松田昭臣氏はじめ、私立・法人の各保育所代表、保護者代表ら17名の委員で構成されています。
◆◆今後の行政側スケジュール◆◆
平成19年8月~平成20年6月 検討委員会開催(8回)
平成20年3月 素案策定、議会へ中間報告
平成20年4月~5月 パブリックコメント募集
平成20年6月 報告書策定


●「民営化」って?

民営化の方法には、「民間委託」と「民間移管=譲渡」があります。
「市立」のままで、運営・管理を民間企業(法人も含め)に任せる方法を「民間委託」といいます。
土地・建物・運営を民間企業(法人も含め)に委譲(売る、貸与など)する方法を「民間移管」といい、「市立」ではなくなります。

●なぜ「民営化」?

国は三位一体改革で、公立保育所への国の負担分をなくしました。(国負担分は、地方税・地方交付税に置き換えられました)
その一方で、私立(法人も)への分はまだ残っており、市としては、まずは財政負担軽減のため民営化したい意向です。

●「保育」の費用はムダ使いではない

市は、「多様化する保育ニーズ」にこたえるために民営化したいとも言っています。しかし、公立だからニーズにこたえられないわけは決してありません。
「公立ではお金がかかるから」というのが本音ですが、そもそも保育の費用は、必要な経費であり「ムダ使い」ではありません。

●「民間」だって大変に!

国がすすめている行革路線による「民営化」は、「コスト」削減が最大の目的。
これまでだって、決して十分といえない運営費で頑張ってきた民間保育所への補助金をさらに削りながら、公立保育所も、その水準まで下げてしまおうというものです。
これでは、民間の保育所もの経営もさらに厳しくなり根の保育所の目指す豊かなホイクを実現できなくなる恐れも生じるので市はないでしょうか。

●公的責任あってこそ

わが国の保育制度は、国と行政の保育の実施責任、最低基準を守る責任、保育所経費の公費負担責任を定めた優れた制度です。
しかし、国の予算は不十分、基準も低いので、市町村がそれを補うための改善をするなど公的責任を果たして、いい保育ができるように頑張ってきました。
行政が責任を持っているからこそ、全国どこでも子どもに必要な保育が実現してきました。
公立保育所をさらに充実させていくことが、全体の豊かな子育てを保障することになるのではないでしょうか。

◆◆児童福祉法第24条には、行政の保育実施義務と、子どもと保護者の保育所選択権が記されています。