丸顔!通信

崩落した棚田、田んぼに液状化現象

2007年4月28日


いっせい地方選挙が終わるのを待って、能登の被災地に行ってきました。
農民連のお米の消費者でもあり、毎年、田植え・稲刈り交流会などをしている大阪の新婦人のメンバーが、お見舞いの絵手紙をたくさん持って来られ、一緒に現地に行きました。

被災から一ヶ月以上経過し、被害がひどかった門前などは、全壊した建物など撤去されて更地になった所が目立ちましたが、かえってそれが被害の凄さを物語っています。

今回は、農民連の会員さん宅を中心に訪問。高齢のKさんの家は、まもなく業者が撤去に入る予定ということで、全壊した家屋はまだそのままでした。

「ボランティアの人が3日間でかたづけてくれた」という、家財道具も何もない壊れた自宅の前にいたKさん夫婦と話をしていると、「何の集まりや」と近所の人たちがやって来ました。

「これから年寄り2人でえんぎらっと暮らそうと思うとったんに、こんなことになるとは思いもしなんだ」「建てて30年も経っとらん家なのにもったいないことや。床柱だけ残せんもんか」「全壊はまぬがれたが、葬式代に残してあったのを家の改修にあてんなんことになった。

『始末』だけしてもらえば葬式はせんでいいと、若いもんに言うといた」・・・財産も、将来の生活設計も、思い出も、ことごとく破壊した震災。絵手紙や、持参した産直ジュースなどを渡しながら、「頑張って。頑張りましょう」の言葉しかありませんでした。

会員さんではないある農家では、「お米を一生懸命作るから、たくさん食べてほしい」それが支援にもなると。

崩落した棚田や、液状化が起きた田んぼなど目にしましたが、あらゆる場面での、幅広い支援の手と仕組みが急務です。

県・市の支援はもちろんですが、天災の場合は、国の思い切った対策がないと、くらしをとても再建しきれないと感じました。

一日も早い復興のための支援策が必要です。