議会だより

2012年3月定例会・一般質問と答弁(要旨)

2012年5月1日


■武道の必修化
ー4月から中学校で「柔道」が必修授業にー
安全最優先、設備総点検を・・・柔道で114人死亡、275人が重い障害に・・・

市立中学校で武道が必修授業となりましたが、全国の中学校・高校の柔道で過去28年間に重大事故が発生していることが明らかになりました。重大事故に多い頭部の損傷は、頭を直接打たなくても激しく揺さぶられることで脳に損傷を起こすということです。
私はこの点を指摘した上で、習得する実技の目標設定を質問するとともに、安全最優先で指導者の配置、設備の総点検を実施するよう求めました。

【喜田教育長答弁】
受身指導を徹底するとともに、細心の注意で指導を行う内容の実技指導計画を作成しているところだ。指導者については、研修講座を受講し、研修を積んでいる。また、柔道場の畳の更新など、安全面を含め万全を期したい。

□柔道着を就学援助の対象にせよ
【喜田教育長答弁】
学校からの貸し出しや、柔道着のリサイクルを指示したところだが、今後学校の意見を聞いた上で、就学援助の対象にするか検討していきたい。

■自然エネルギーの推進
ー求められる市の積極的対策ー新年度 新規事業なし

新年度予算には、従来の太陽光発電などの設備設置補助以外に、自然エネルギー(再生可能エネルギー)の新規の事業計画はありませんでした。取り組みに対する市の姿勢についてただしました。

【中村市民生活部長答弁】
7月に始まる固定価格買い取り制度などの国の施策や、県のエネルギー施策の動きを見極めるとともに、再生可能エネルギー導入にあたっての設備投資など、費用や効果について考える必要があり、今のところ新年度予算に新規事業は計上していない。

□市域の84%が森林ー木質ペレットなど森林資源活用を

【質問】
設備設置補助の対象に、ペレットストーブ、薪ストーブを加えてはどうか。
【中村市民生活部長答弁】
本市で木質ペレットは生産されておらず、本市の森林資源の活用にはならない状況だ。ペレットストーブは導入コストが高く、補助電源が必要であり、薪ストーブは灰の処分や煙の害が問題となるので、設置補助対象には考えていない。

【質問】
ペレットボイラー設置を誘致企業に働きかけるとともに、公共施設にも導入を。
【中村市民生活部長答弁】
誘致企業にはペレットボイラーに限らず、再生可能エネルギーの導入促進を図っていきたい。

【質問】
森林資源活用に向けて、専門家を入れた検討チームを作ってはどうか。
【中村市民生活部長答弁】
かが森林組合、県、森林関係者らと連携して森林資源活用を検討していきたい

■農業振興
ー市の農業の将来像示すべきー生産者が展望持てる農業ビジョンの策定を

農業の現状は、生産者の高齢化と担い手不足、米価下落に加え、TPP問題で新たな危機に直面しています。

TPPには参加せず、規模の大きい担い手を軸に多くの生産者を確保し、その努力に応える価格政策を確立し、環境や水資源の保全など農業の持つ多面的役割を保障する直接支払いなど、営農と生活を保障する農業政策が必要です。

私は、農業をあらためて市の基幹産業と位置づけて、将来に向けた農業ビジョンをつくるべきではないかと質問しました。

【作野市長答弁】
行政、農業者、JAなどでつくる市地域水田農業ビジョン、県の石川地域ビジョン、新年度より策定の地域農業マスタープランの3つを柱に、生産者が明確な展望を持てる将来的な方向性を示していきたい。