活動あれこれ

ペレット製造とボイラーを見学

2012年3月6日


小松市の社会福祉法人「自生園」が、施設自らが木質ペレットを製造し、それを燃料として使用しているとうかがい、施設のボイラーと製造工場を見学させて頂きました。

間伐材をはじめ、製材所から出るおがくずやかんなくずを原材料に固形燃料のペレットを製造し、運営する高齢者施設などの給湯ボイラーに使用。入浴設備で重油ボイラーを使用した場合、フル稼働させると10~15年で更新が必要となりますが、その点、ペレットボイラーでは設備の傷み具合も違い、経費削減にもなり、何よりも森林資源の活用と保全に役立つとの考えから、導入を開始されたとのこと。

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製造工場の付近まで来た途端に、心地よい木の香が漂ってきました。製造機からは、木くずを圧縮する際に発生する白い蒸気が立ち上り、次々とペレットになって出てきます。原材料の運搬の手間や経費を考えると、原材料の近くで製造できることが本来は望ましいとのお話に納得。

施設では、ペレットストーブも設置。養護老人ホームの屋根には164枚の太陽光パネル。CO2の排出量50%削減の目標も明確化されていたことに感動しました。親子での間伐体験を取り組んでいるお話もうかがうことができました。

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森林資源の循環が、自分の目で確認できるバイオマス。この取り組みがもっと広がることを期待したいものですが、そのためには、まずは公共施設で導入するなど、自治体が率先して取り組む姿勢を示すことが肝心ではないでしょうか。
白山市でも、間伐・集材に困難な条件はありますが、森林保全、雇用創出につなげる森林資源活用へ、まずはその方向に顔を向けてほしいものです。

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