今日、防災の日。今年ほど、防災について意識する年はないのではないでしょうか。
自然災害そのものを防ぐことはできないけれど、自然災害から人命と財産(住居、農地、漁業など)を守ることは可能です。
ハード・ソフト両面で、防災のまちづくりを進めていきたいものです。
先般、救援ボランティアに参加した際、ある被災者の方が、「(地震・津波の警告に)慣れてしまって、勝手に大丈夫と思い込んでいたんや・・・」と、悔やむように話しているのを聞き、胸が締めつけられる思いでした。
東日本大震災から学ぶことの一つに、津波の際の「早い避難」が言われています。
中学生が自主的に避難して、ほとんどの子どもたちが命を落とさずに済んだという釜石市鵜住居地区。
ボランティアの作業の際に通った地域でしたが、子ども時代の防災教育が、大人になっても活きていて、さらに子へと、伝える力になるというところを、私たちも学んでいこうではありませんか。